大好評につき継続連載が決定！『運命のカラダと別れたい。～思い出したくなかった、元カレとのズブズブH』は、カラダの相性が良すぎてセックス廃人になりかけた葵と元彼・蓮弥の新たな恋路を描いた、ケンカップルTL作品です。葵と蓮弥が大好き！と語る、作者・杞憂千先生。本作についてはもちろん、プライベートについてもバッチリお伺いしました♪

 

――今回のインタビュアーは、担当編集のYです。
まずは杞憂千先生のご経歴を教えてください。

高校生の頃に漫画の二次創作の文化に初めて触れて、絵を描くことに目覚めました。その後、大学に入ってからは、趣味で同人活動をしていました。当時は、まだ漫画を描き始めたばかりで、「もっと漫画がうまくなりたい！」という気持ちが強くありました。そこで、一度、編集者の方に自分の作品を見てもらい、意見をもらおうと考え、いくつかの出版社に原稿を持ち込んでみたんです。プロの目線から見た、的確なフィードバックをもらうことで、今後の制作活動の糧にできたら、と。

そして、持ち込み先のひとつであったウェイブさんから、「TL作品で連載をしてみませんか？」と、ご依頼をいただき、漫画家として商業デビューを果たしました。

 

――続いて、現在連載中の『運命のカラダと別れたい。～思い出したくなかった、元カレとのズブズブH』について、お話をお伺いしたいと思います。
本作のお気に入りキャラクターと、そのキャラクターを描く時のこだわりを教えてください。

本作の主役である葵と蓮弥の二人は、とっても大好きです！それぞれ個人としても、カップリングとしても大好きですね。
葵と蓮弥は、感情が一方通行のように見えて、実はお互いを想い合っている。お互いの行動がきっかけになって、ついそっけない態度を相手に取ってしまっている。そんな二人の関係性を愛おしく感じます。恋人同士であった過去が、「二人だけの秘密」なところもポイントです。

キャラクターを描く時のこだわりについて、葵に関しては、蓮弥のことを好きになりすぎず、かといって嫌いになりすぎないよう、気持ちの距離感を大事にして描いています。また、蓮弥の言葉や行動に動揺してしまう不安定さがありつつも、芯は強いキャラクターなので、あまり悩ませないように気をつけています。

蓮弥に関しては、葵をからかう時と真剣に想いを伝える時の温度感の差を意識して描いています。そして何よりも、本作のヒーローなので、つい頼りたくなるようなカッコよさは特に重視しています。私自身が蓮弥のことを「カッコいい！」と思えるまで、時間の許す限り丁寧に、時には「イケメンになれ〜！」と念じながら、最後の最後までこだわって描いています。（笑）

 

――本作でお気に入りのシーンはありますか？

第二話のエレベーターのシーンがお気に入りです。蓮弥が葵の頬をつねりながら、グッと顔を近づけて瞳を見つめるシーンは、二人の関係性やその場の空気感をそれぞれの表情にうまく表せたと思います。お互いにだけ見せる、「特別だけれど、自然な表情」がとても気に入っています。

 

――ここからは、先生のプライベートについてお伺いしたいと思います。
制作作業に行き詰まった時は、どんな気分転換をしていますか？

TL作品を描くことと同じくらい、読むことも好きなので、時間に余裕がある時は、気になった作品や好きな作品を読んで、一読者としてTL作品を楽しみつつ、漫画家として勉強しています。

あとは、友だちとカラオケや食事をしに出かけたり、ゲームが好きなので、お気に入りのゲーム実況動画を見たり、インドア・アウトドアの両方でリフレッシュする時間を設けて気分転換をしています。

 

――最後に、読者の皆さんへメッセージをお願いします！

たくさんの方々に本作を読んでいただけているようで、とても嬉しく思っています。応援メッセージも、本当にありがとうございます！何度も読み返しては、元気をもらっています。

こうして葵と蓮弥の物語を描けること、そしてその物語を読者の皆さんに喜んでいただけることが、今の私にとって何よりの生きがいとなっています。
私自身、楽しみながら本作を描いていますので、読者の皆さんにも
作品を楽しんでいただけたら嬉しいです。
今後も、葵と蓮弥の恋路をあたたかく見守って、応援していただけたらと思います！

 

インタビューを通し、先生の漫画制作に対する真摯な姿勢とキャラクター愛を感じました。
杞憂千先生、ありがとうございました！
蓮弥と再会を果たした葵は再び相性抜群なカラダに溺れてしまうのか、それとも二人の新しい恋が始まるのか…！？
今後の展開に、ぜひご注目ください♪

 

☆インタビュー内容へのコメントやご感想は下記まで
comic_info@wwwave.jp