ちゅるーむ

ちゅるーむ

検索
インタビュー

スガラ先生インタビュー『かわいそうだね?戦隊ピンクちゃん。~卑劣なのにキモチよすぎるよ…っ~』

大好評連載中!『かわいそうだね?戦隊ピンクちゃん。~卑劣なのにキモチよすぎるよ…っ~』は、正義のヒーロー・レンジャー5のひとり、レンジャーピンクが仲間たちや怪人から「性処理係」として陵辱されてしまう成人向けSF作品です。過酷な日々を送りながらも正義のために一生懸命戦うピンクちゃん!魅力的なキャラクターや斬新な展開を生む作者・スガラ先生に、本作について詳しくお話しを伺いました。

今回のインタビュアーは、担当編集のTです。
まずは、スガラ先生が漫画家になったきっかけを教えてください。

子どもの頃から絵を描くことが好きで、よく漫画を描いていました。その後は、デザインを学ぶため美術大学に進学。卒業後は、ウェブデザイナーとして勤務していました。ちょうど転職を考えはじめた頃に出した同人誌が想像以上に売れ、それがきっかけとなり編集者の方からお声がけをいただき、本格的に漫画家としての活動をスタートしました。現在は会社勤めをしておらず、漫画家専業です。
「絶対に漫画家になりたい!」といった強い意志があったわけではありませんが、家で作業できる環境は自分には合っているなと思います。専業の漫画家になって3、4年が経ち、最近はリズムもつかめて制作活動に慣れてきました。

影響を受けた作家さんや作品などはありますか?

10代前半の多感な時期に読んでいた作品は影響が大きかったと思います。当時は『少女コミック』をはじめ、今よりも内容や描写が過激なものが多かったんですよね。例えば、渡瀬悠宇先生の『ふしぎ遊戯』や『妖しのセレス』など、肉感がリアルなエッチなシーンや、女の子同士のドロドロした展開など、人間の負の感情もしっかりと表現されていたので、そういった作品には今でも影響を受けています。
また、2000年代にはエロゲブームがあり、ゲーム作品がアニメ化して大ヒットするなど、非常に盛り上がっていました。当時のオタク文化といえば「美少女エロ」が花形で、そういった作品の原画師になりたいと憧れを抱いていました。ちなみに私は『Rance』シリーズが好きです。

続いて、本作についてお話を伺っていきたいと思います!
お気に入りのキャラクターと、そのキャラクターを描く上でのこだわりを教えてください。

本作でのお気に入りキャラクターは、やはりピンクちゃんですね。本作のメインヒロインになるので、お顔は特に可愛く見えるよう頑張って描いています。
男性キャラたちも、イエローはリアクションが大きくお調子者であったり、ブルーはクールで落ち着いていたり、レッドはとにかく邪悪であったりと、それぞれの個性を大事に描いています。

前作の『すんっっっ止め地獄のチェリーボーイ』に比べ、本作では仲間から襲われたり、怪人と戦いながら陵辱されてしまったりするなど、かなりカオスな展開が繰り広げられますが、制作中の心境はいかがですか?

前作はラブコメ作品にあたりますが、純粋な「イチャラブ」を描くことが私にはちょっと難しく感じていたんです。主人公とヒロインの関係は終始平和なので、物語の展開に緩急をつけるにはイチャラブに対する並々ならないこだわりや、繊細な表現力が必要だなと実感し、ネタを出すにも苦労しました。そのため、私にとっては本作のように、陵辱系でハードに展開していく作品のほうが描きやすさを感じます。
また、作品の世界観がカオスだからこそ、現実の世界では描けないアイデアをどんどん盛り込んでいこうと意識しています。ピンクちゃんは普段会社勤めをしていますが、例えば怪人が人間に化けて経営しているお店で働いている、といった設定もよいかなと思います。ピンクちゃんのファミレス店員のコスプレ姿なんかも見てみたいですよね。

漫画制作において、一番大変だと感じる作業工程はどこですか?

作業量が一番多くなるのは線画ですが、一番大変なのはプロットですね。とはいえ、特に苦手意識はありません。プロットではとにかく思いついたアイデアをどんどんと入れ、存分に楽しみ、整合性を取るなどの調整は後々の自分に任せちゃいます。また、カオスな本作では多少無茶な展開も許容できる範囲であり、プロットさえ決まればネームも絵も自ずと決まってくるので、大変ではありますが一番やりがいのある作業だと思っています。

漫画制作では、時に行き詰まりを感じる場面も出てくるかと思います。そんな時は、どのように気分転換していますか?

一番良いのは、外に出ることですね。買い物をしたり、散歩をしたり、外の空気を吸うと気分転換になって心も体もスッキリします。家にこもってばかりだと運動不足になりがちなので、一日一回は外に出るよう心がけています。

最後に、読者の皆さんへメッセージをお願いします!

いつも作品を読んでくださりありがとうございます。
本作では、戦隊モノならではのピチピチしたスーツ姿であったり、それが破られて怪人に手籠にされたりなど、萌えポイントが多くありますので、読者の皆さんにもそういったシーンに「萌え」を感じて楽しんでいただけたらうれしいです。
今後とも応援をどうぞよろしくお願いいたします!

創作のルーツや作品の背景が紐解かれた、貴重なインタビューでした。
スガラ先生、ありがとうございました。
仲間にも怪人にも好き放題やられちゃうピンクちゃん!
彼女の奮闘ぶりに、今後もぜひご期待ください!

☆作品はこちら

☆インタビュー内容へのコメントやご感想は下記まで
comic_info@wwwave.jp

記事一覧

TOP