ほじゃな先生インタビュー『躾けたいならオレにしろ』

大好評連載中!『躾けたいならオレにしろ』は、片想い中の幼なじみ・鈴から「快楽調教師になりたい」という特殊性癖を暴露された大学生・ハルが、自ら練習台へと立候補し、思わぬ調教を施されていくBL作品です。絶妙なバランスで成り立つ「犬×猫コンビ」が可愛すぎると話題の本作。キャラクターについてはもちろん、漫画制作やプライベートのお話など、作者・ほじゃな先生に語っていただきました!
ーー今回のインタビュアーは、担当編集のOです。
まずは、ほじゃな先生が漫画家になったきっかけを教えてください。
アシスタント先で見たプロの生原稿に感銘を受け、自分でも漫画を描きはじめました。私がアシスタントをしていた時期は、アナログでペン入れを行い、その原稿をスキャンして仕上げはデジタルで行っていました。B4サイズの大きな原稿用紙に描かれる生き生きとしたプロの線画はあまりにも美しく、「プロの漫画家って本当にすごい!」と衝撃を受けました。その後、アシスタント業をしながら同人活動を開始。私もアナログとデジタルの両方を使って漫画を描いていました。
ーー続いて、本作についてお話を伺っていきたいと思います!
お気に入りのキャラクターを教えてください。
攻めの鈴も、受けのハルも、どちらもお気に入りのキャラクターで愛情たっぷりに描いています。
描きやすさで言えば、ハルの方ですかね。ヤンチャで自分好みなキャラクターなので筆が乗ります。
対する鈴は垂れ目を描くのが難しくて、私にとっては鬼門です(笑)
二次創作を含め、これまで垂れ目のキャラクターをあまり描いてこなかったこともあり、鈴を描いていると少し不思議な感覚になります。
ーーキャラクターとして動かしやすいのも、ハルくんの方でしょうか?
それが、動かしやすいのは鈴の方なんです。鈴は自分の目的に向かって一直線なキャラクターなので、今のところは葛藤がなく非常に動かしやすいです。奇想天外な発想や、ネジがぶっ飛んでいるような行動をしても、「まあ鈴だしな」と妙に納得ができちゃうんですよね。
対するハルは、ヤンチャではありますが、鈴に比べれば理性や自制心が働くタイプ。鈴の「快楽調教師になりたい」なんて突拍子もない発言にもツッコミを入れてくれます。暴走気味な鈴を、意外と理性的なハルに軌道修正してもらって、バランスを取っています。
ーーキャラクターを描く上でのこだわりはありますか?
ハルは、鈴の前でだけ目をキラキラ輝かせるようにしています。好きな相手にだけ見せる、幸せオーラ全開な表情がハルらしくていいな、と。第1話の初登場シーンも、ヤンキーに向ける顔と鈴に向ける顔はギャップが強めで別人のようですよね(笑)
また、ハルを描く時は腰のラインを意識して描いています。エッチシーンでは特に力が入り、「エロくあれ!」と念じながら描いています(笑)
ーー描いていて一番楽しいシーンはどこですか?
第1話のローションガーゼを使ったエッチシーンは描いていて楽しかったですね。楽しかったが故に、もうちょっとねっとりじっくりやれそうだったなとも思います。
あとは、第2話のハルのメイド服コスプレは本当に楽しかったです!個人的にもキャラクターにメイド服を着せるのは好きなのですが、あそこまでスケベなメイド服は今まで描いたことなかったので、おもしろかったですね。「めちゃくちゃ似合っているじゃん!」と、可愛くありつつ、ちゃんとエッチに描けたのでお気に入りです(笑)
ーー時には作品づくりに行き詰まってしまうこともあるかと思いますが、そんな時はどんなことをして過ごしていますか?
制作に行き詰まった時は、神社を参拝します。地元の神社に行って、清らかな空気をたっぷり吸うと、よい気分転換になりますね。旅行で京都や奈良に行く時も、神社仏閣を巡ります。
あとは、大好きなゲーム実況動画を見ることもリフレッシュになります。色んな実況者さんや配信者さん、VTuberの方々の動画や配信が毎日の大事な糧です。
ーー最後に、読者の皆さんへメッセージをお願いします!
「快楽調教師になりたい」という驚きの夢を語る2人のプレイを、今後も楽しんでいただけたら嬉しく思います。応援メッセージをはじめ、読者の皆さんからの声援が制作の励みになっていますので、これからも本作をどうぞよろしくお願いします!
インタビューを通し、キャラクターたちの個性や魅力がさらに深掘りされました。
ほじゃな先生、ありがとうございました!
「快楽調教師」を目指し、エッチな練習を続ける2人。
鈴とハルの今後に、ぜひご期待ください♪
☆インタビュー内容へのコメントやご感想は下記まで
comic_info@wwwave.jp