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縫宇先生インタビュー『若作りは恋情のいいわけ』

大好評連載中!『若作りは恋情のいいわけ』は、駅で出会ったイケオジ・槇さんと、彼に片想い中の青年・利仁が、「若作りエッチ」をきっかけに恋を進展させていく、年の差×溺愛BL作品です。槇さんのイケオジぶりにノックアウトされる読者が続出中の本作。作者・縫宇先生に、それぞれのキャラクターの魅力やこだわりポイントをお伺いしました♪

 

――今回のインタビュアーは、担当編集のOです。
まずは、縫宇先生が漫画家になったきっかけを教えてください。

小学生の頃に見ていた、アニメや映画などの映像作品がきっかけです。原作が漫画であることを知り、さらには「漫画家」という職業の存在を知って、「私もこんな素敵なお話が描ける人になりたい!」と思い、志すようになりました。
高校では漫画研究部に所属し、毎月部誌を発行して連載作品を描いていました。とても楽しく部活動に取り組んでいましたが、大学受験やその後の就職活動で私生活が忙しくなり、少しずつ漫画やイラストを描く機会が減っていきました。
とはいえ、二次創作で同人誌を出したり、創作BLの本を出したり、細々と制作活動は続けていました。新しい本を作ろうと思った時に、一度プロからの意見を聞いてみたいと考え、コミティアの出張編集部に参加してみたんです。商業的な目線からアドバイスをもらえば、今後の同人活動に活かせる新たな発見があるはず。そう考えて持ち込みをしたところ、「商業誌で描いてみませんか?」と思わぬお声がけをいただき、漫画家としての活動がスタートしました。

 

――本作の槇さんを含め、縫宇先生が描くオジサマキャラは非常に魅力的ですが、どういった経緯でオジサマキャラを描くようになったのでしょうか?

とある創作BLの構想を練りながらラフを描いている時に、ふと青年のキャラを中年男性のキャラに置き換えてみたんです。そうしたら、とてもしっくりきて。相手役となる人外キャラとの組み合わせがバッチリだった上に、オジサマキャラは私が得意とする線の多い作画とも相性が良く、とても描きやすく感じました。そうしてオジサマキャラを描くようになってから、だんだんと私自身もその魅力に惹かれるようになり、本作に登場する槇さんのようなイケオジが誕生しました。

 

――そんな攻の槇さんと受の利仁くんを描く上で、こだわっているポイントはありますか?

受の利仁は、20代の成人男性らしさは残しつつ、けれど槇さんの前ではとびきり可愛く、表情の細かな部分で変化を出し、あざと可愛くなりすぎないように気をつけています。
対する槇さんは、とにかくカッコよく描くことを意識しています。オジサマキャラは、線が少しでもズレるとニュアンスが変わってしまうので、顔を描く時には特に慎重になります。槇さんは、どの角度から見ても常にカッコよくなるよう、線の一本一本にまでこだわって描いています。

 

――ちなみに、攻の槇さんと受の利仁くんはどちらのほうが動かしやすいですか?

二人のキャラがバランス良く配役されているので、特別どちらが動かしやすい、というのはありませんが、セリフを考えやすいのは利仁のほうかなと感じます。槇さんに比べると、利仁は言葉数が多く、心の声もたくさん聴こえるので、彼のセリフが物語を進めてくれるよいきっかけになります。

 

――お気に入りのシーンや、描いていて楽しいシーンはありますか?

憧れの槇さんを前にした時に、利仁本人が意図せず可愛らしい仕草になってしまっているシーンは、どれもお気に入りです。自分が「可愛く描けたな!」と思うシーンが、広告カットとして使われたり、読者の皆さんの萌えポイントと合致していたりすると、「やった!」と思ってとても嬉しくなります。

 

――時には作品づくりに行き詰まることもあるかと思いますが、そんな時はどうやって過ごしていますか?

プロットやネーム作業を含め、漫画制作で行き詰まりを感じる瞬間は、実はあまりないんです。ただ、ここ最近どうにも集中力が続かなくて……。疲れが原因なのは分かっているので、集中力が切れたなと感じたら潔く諦めて、さっさと寝てしまいます!(笑)
きり悪く作業が残っていることが気がかりで、精神衛生上よくないなと感じる時は、多少無理をしてでも制作を続けますが、それでも小休憩を取って気持ちを切り替えるようにしています。

 

――最後に、読者の皆さんへメッセージをお願いします!

槇さんと利仁の二人の行く末が、今後どうなっていくのか。ぜひ楽しみに見守っていただけたら嬉しいです。
引き続き、応援をよろしくお願いします!

 

インタビューを通し、キャラと本作の魅力をたっぷりと語っていただきました。
縫宇先生、ありがとうございました!
槇さんと利仁くんのエッチな若作り計画は、まだまだはじまったばかり!
二人の今後に、どうぞご注目ください♪

 

 

☆インタビュー内容へのコメントやご感想は下記まで
comic_info@wwwave.jp

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