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栗山あこ先生インタビュー『10年前からシたかった。~理性爆散した幼馴染のわからせH』

大好評連載中!『10年前からシたかった。~理性爆散した幼馴染のわからせH』は、彼氏いない歴=年齢のオタクOL・京子が、20年来の幼馴染で同僚のハイスペ男・大葵に10年分の想いと欲情を込めて溺愛されるTL作品です。二人の絶妙な距離感に胸キュンする読者が続出中の本作!作者・栗山あこ先生に詳しくお話を伺いしました♪

 

――今回のインタビュアーは、担当編集のTです。
まずは、栗山あこ先生が漫画家になったきっかけを教えてください。

私が漫画を描きはじめたのは小学校高学年くらいからで、「将来は漫画家になりたいな」と、長い間ぼんやりと思っていました。社会人になってからは、働きながら趣味で同人誌を描き続けていて、そこでウェイブ編集部様からお声がけをいただき、商業漫画家としてデビューすることになりました。同人誌ではBL作品を描いていたので、本作を含めTLジャンルは自分にとっては未知の世界でした。

 

――影響を受けた作家さんや作品はありますか?

私の漫画の原点は、夏目さとる先生の『人造少女』という作品です。古本屋さんで出会い、作品を読んでからというもの、夏目さとる先生の絵をマネして描いていました。きっと、『人造少女』に登場する男性キャラクターを見ていただけたら、「ここから影響を受けたんだな」と分かると思います。(笑)
作画のみならず、キャラクター設定や作品の世界観など、さまざまな部分で多大なる影響を受け、今の私につながる”癖(へき)”が形作られました。
そのほかにも、『満月をさがして』や『桜姫華伝』の種村有菜先生など、たくさんの漫画家さんや作品から影響を受けています。

 

――続いて、本作についてお伺いしていきたいと思います!
お気に入りのキャラクターと、そのキャラクターを描く上でのこだわりを教えてください。

今のところ、メインはヒロインの京子とヒーローの大葵の二人で、どちらもお気に入りのキャラクターではありますが、作画的には大葵が気に入っています。私自身がガタイの良い男性と、体格差のあるカップリングが好きなので、大葵を描くときは線が細くなりすぎないように、特に首の太さなどを意識しながら描いています。また、大葵は仕事とプライベートで髪型に変化があるところも気に入っています。オンオフの印象の違いにも、ぜひ注目してみてください!

一方で、京子をはじめ女の子キャラクターは実はあまり描き慣れていなくて…。これまでの作品では、女の子キャラクターをシンプルに描いてきたので、「どうやったら可愛く描けるのだろう」と、いつも苦戦しています。その分、読者の皆さんから、「二人とも美男美女」「ヒロインが可愛い!」といったコメントをいただけたときは本当にうれしくて、「よかったー!」と安心しています。

――本作でのお気に入りのシーンはどこですか?

第3話の、コラボカフェで大葵が京子に微笑みかけるシーンがお気に入りです。大葵は笑うときに片眉が上がる癖があるのがポイントなので、そういった表情を読者の皆さんにも楽しんでいただけたらうれしいです。

 

――漫画制作の合間に夢中になっているご趣味はありますか?

漫画が趣味で、ずっと絵を描いている人間なので、なかなか趣味と呼べるものがないのですが…。絵以外だと旅行が好きですね。一人旅ではなく、誰かと一緒におしゃべりをしながら、どこかへ遊びに行くのが好きです。東京のイベントに行くために友達と旅行をしたり、以前には池袋にあるウェイブのオフィスにもお邪魔させていただいたりしたこともありました。(笑)

 

――最後に、読者の皆さんへメッセージをお願いします!

いつも応援していただき本当にありがとうございます。作品を読んでくださるだけでも大変ありがたいことなのに、いいねやコメントまでくださって、とてもうれしいです。できるならばコメントひとつひとつにお返事をしたいのですが、なかなかそうもいかず…。作品を描くことで、読者の皆さんに感謝の気持ちをお返ししていけたらなと思います。これからも漫画制作に対し、丁寧に、誠心誠意向き合ってまいりますので、応援をどうぞよろしくお願いいたします!

 

インタビューから、漫画制作に対する真摯な姿勢が伝わってきました。
栗山あこ先生、ありがとうございました。
ただの「幼馴染」ではいられなくなってしまった京子と大葵。
二人のこれからをどうぞあたたかく見守ってください!

 

☆作品はこちら↓


☆インタビュー内容へのコメントやご感想は下記まで
comic_info@wwwave.jp

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